気管支喘息は、気管支の慢性的な炎症がもとになっています。
慢性的な炎症がもとになり、少しの刺激で気管支平滑筋の収縮、気道粘膜のむくみ、喀痰の過剰産生などが生じることにより(気道過敏性の亢進)気道が狭くなる病気です。気道が狭くなると、呼吸をするたびにゼーゼー、ヒューヒューという気管、気管支の音(喘鳴)を伴った、呼吸困難が起こります。
発作の引き金になるのは、ダニ、犬、猫などの毛、室内のほこり、かぜなどの感染症、温度変化、台風などの気圧や湿度の変化、タバコの煙、運動と実に多岐にわたります。ストレス、住宅の気密化、断熱化も喘息増加の一因とみられています。
かつて喘息治療は発作がおきたときに気管支を広げる薬を投与し、治まれば薬をやめる治療法を行っていました。
しかし、発作を繰り返すと、気道炎症が慢性化し、気道の壁(基底膜)が厚くなったり、気道粘膜の分泌線が異常に発達して、発作を起こしていなくとも気道が狭くなったままの状態になっていってしまいます。
これを気道のリモデリング(再構築)といいます。 |